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夏を満喫!7/27-28みちくさサマーキャンプ〜前編〜

全国的に猛暑が続く今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

陸前高田も、これまでにないような暑さに見舞われ、

畑の野菜たちも心なしかグッタリとしています。

 

陸前高田の子どもたちも、夏休みは楽しい予定がたくさんあるようで、

見るからに期待で胸をワクワクさせている様子。

 

東北の短い夏には、毎週末ごとにお祭りなどの行事があり、

子どもも大人も予定がたくさんつまっているようです。

 

震災直後と比べると、外部支援によるイベントは少なくなり、

その分、震災前から行われていた地元のお祭りの開催が年々増えてきました。

 

さて、そんな夏本番の7月末に、みちくさハウスでは

一泊二日の「みちくさサマーキャンプ」を開催しました。

小学校の夏休み開始に合わせて開催したこのキャンプには、

小学生が16名、未就学のちびっこたちが7名、保護者が9名と

多くの参加者、そして地域の方も含め、11名のボランティアさんと、

多くの方々にご参加、ご協力いただきました。

 

当時は朝9時にみちくさハウスに集合!

子どもたちは楽しみで仕方がなかったようで、うずうずしているのが

手に取るように伝わってきます。

 

1日目最初のお楽しみは、陸前高田市内を流れる矢作川での川遊び!

子どもたちを小学生グループとちびっこグループに分け、

小学生グループは、下流から上流へと川を遡上する「川歩き」にチャレンジしました。

 

朝の会で注意事項や班分けをお知らせして、早速出発!

みんなでバスに乗っての移動も、楽しい時間です。

 

川歩きの出発ポイントに着くと、みんなで準備体操をしました。

なんともワイルドな動きの体操ですね。

 

川歩きスタート地点までお見送りに来てくれた

お家の人たちに「いってきまーす」の挨拶をして出発。

出発して早くも難関が…

初めての川に「入るの怖い」という子どもたちが続出。

大人や周りのみんなにサポートされながら勇気を出してみんな川に入ります。

 

前に進むにつれて川の流れが激しくなり、

みんなで手を繋ぎ一歩ずつ慎重に進みました。

こんな時、頼りになるのが高学年のお兄さん・お姉さん。

「一緒に頑張ろう」という激励の言葉や、

「寒くない?大丈夫?」と下の学年を気遣った一言にみんな励まされ、

気持ちが奮い立ち一生懸命歩いていました。

子どもたち一人一人の思いやりの心にとても感動しました。

そして、20分くらい歩いたところで休憩。

 

子どもたちも休憩するかと思いきや、水分補給をして

すぐに水遊びや生き物探しに没頭していました。

初めて見る川魚や昆虫の観察をしたりと興味津々。

思い思いに遊ぶ子どもたち。

大人たちも子どもに戻ったような表情で楽しんでいました。

終始、楽しい笑い声が響き渡っていました。

 

出発してもう少しでゴールというところでトラブル発生。

川遊び講師のもっちぃさんが見たところ、ゴール地点前の場所の水の流れが早く、先に進むのが危険とのこと。

参加者の安全を第一に考え、ここで川歩きは断念し、

折り返してバス移動でゴール地点へ向かうことにしました。

バスと合流するため、みんなで山道を登ったり下ったり。

中には、学校で習った歌を元気いっぱい歌いながら歩いている子ども達もいました。

 

30分ほど歩いたところでバスを発見。

みんなで「ここだよー」とバスに向かって大きく手を振りました。

無事、全員バスに乗車してちびっこたちや、

ママ・パパが待っている昼食場所へ出発しました。

誰一人弱音をはくことなく、昼食場所に到着。

 

楽しい体験や、思わぬハプニングを経験をしたおかげで、

みんな一段とたくましい顔つきになったように感じました。

子どもたちにとっても自然との向き合い方や、助け合いの精神を

学ぶいい機会になったのではないかと思います。

 

一方ちびっこチームは、ママやパパと一緒に、川歩きのゴールポイントに

先回りし、小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちの到着を待ちます。

川に到着すると、待ちきれない様子で川に飛び出して行きました。

見守る大人はヒヤヒヤしていましたが、

子どもたちは歓声を上げながらのびのびと遊んでいました。

 

 

お昼は、各自持参のおにぎりと、現場で手作りしたできたてのお味噌汁。

しょっぱい味と温かさが、汗をかき、川で冷やされた体に染みこんでいくようです。

 

ご飯を食べ終わる頃には、曇りがちだった空も晴れ、絶好の川遊び日和になりました。

子どもも大人も、澄み切ってひんやりとした清流を思う存分堪能しました。

 

深いところや流れが速くなっているところには、見守りの大人が立ち、

もしもの場合に備えています。

たくさんの大人の見守りのおかげで、子どもたちも大きな怪我や事故なく

安全に川遊びを楽しむことができました。

 

「昔に比べ、子どもが外で遊ばなくなった」という話をよく耳にしますが、

こうして、自然の中で子どもたちが生き生きと過ごしている姿を見ると、

自らの暮らす地域の中で、自然と触れ合い、友達や見守る大人と交流することが、

子どもたちの故郷に対する愛着や、仲間や年少の子を思いやる気持ちを育むのではないかと感じます。

 

震災により、子どもの体験の機会が激減してしまいましたが、

こうして震災後8年の年月を経て、様々な方のご協力の下、

今回のような自然遊びの企画ができたことは、

スタッフにとっても、大きな喜びになりました。

 

思う存分川遊びを楽しんだ後は、近くの研修施設でお風呂を済ませ、

本日の宿泊先である「みちくさハウス」に戻ります。

 

暑い夏の日差しの下、水遊びをたっぷりした後でも、

子どもたちは疲れを知らないかのように元気いっぱい。

 

果たして大人の体力は翌日の解散時間まで持つのでしょうか・・・?

 

(後半に続きます)


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