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思い切り楽しもう☆『春の楽習会』!

皆さまこんにちは。子ども支援担当 チームです。

テレビでは日本各地で桜が満開というニュースも聞かれますが、

陸前高田では桜の開花はまだ先。

今は、梅の花が綺麗に咲き誇っています。

 

さて、3月24日から27日まで、

日本赤十字北海道看護大学・災害beatS研究会のみなさんによる

子どもの長期休みのプログラム・「楽習会」が開かれました。

 

2011年から子どもの宿題のサポートや遊びのプログラムとして

開催されてきた楽習会も、今回で21回目となりました。

 

まずはみんな揃って、毎回恒例の宿題タイム。

この1年の復習問題を解く子ども達。

わからない問題があると大学生に質問し、優しく教えてもらえます。

全問正解してハナマルをもらうと、嬉しそうな笑顔を浮かべていました。

 

勉強タイムの合間には、お待ちかねの外遊び!

チーム対抗で行ったカーリング遊びでは、

どのチームも高得点の獲得が続き接戦になりました。

力が入りすぎて場外にストーンが出てしまう場面も…。

カーリングは、力加減が重要なスポーツだと体感した子ども達でした。 

 

他にも、ケイドロや鬼ごっこもしました。

鬼役の大学生チーム 対 逃げる子どもチームで対決。

制限時間は5分、鬼に捕まらないように思いっきり走り回り、

すばしっこく逃げ回る子どもたちに苦戦させられる大学生たち。

結果は、すばしっこさが光った子どもチームの勝利。

 

終了の合図と同時に、どちらのチームも地面に倒れ込むように休憩タイム。

終始、子どもたちのワイワイ楽しそうな声が響いていました。

 

そして、最終日にはみんなでカレー、ココア、アポロチョコ入りの3種類の蒸しパンを作りました。

大学生の皆さんが用意してくれた蒸しパン粉の入った簡易炊飯袋に、

水とそれぞれの味の材料を入れて袋をモミモミして混ぜます。

この簡易炊飯袋は、災害などの非常時に調理ができるという優れものの防災グッズ。

こうした楽しい活動を通じ、子どもたちが防災グッズに触れることで、

防災意識を高めるきっかけにもなるのではないかと思いました。

 

そして、完成した生地をお湯の中に投入!

「ほんとに作れるの?」と、疑心暗鬼の子ども達。

 

そして、待つこと25分。

3・2・1のカウントダウンで、鍋のふたをオープン!

「ワァー膨らんでる!」、「なんで!?」と子どもたちも大興奮でした。

 

みんなで協力して作った蒸しパンを皿に盛り付けて、「いただきまーす」。

勢いよくムシャムシャ夢中で食べていました。

好きな味は最後に食べる子や、勢いよく一瞬で食べ終わる子、

それぞれの食べ方に性格が出るものですね。

自分たちで手作りしたので、美味しさも2倍に感じました。

食べ終った後に、3種類の中でお気に入りの味を子どもたちに聞くと、

一番人気の味はココア味でした。

最終日には、大学生さんの皆さんが手作りした賞状の授与式も行われました。

新中学生になる子ども達には「卒業証書」、

休みなく参加した子ども達には、「皆勤賞」の賞状をプレゼント。

照れながらも立派に受け取る子ども達にみんなで大きい拍手を送りました。

とても素敵なサプライズ授与式でした。

授与された賞状を友達にもドヤ顔で自慢。

震災後、学校以外の場所で、子ども達が学年に関係なく集い、

一緒に遊んだり、勉強したりする機会が減っており、

このようなアットホームな場所が徐々にまた増えればいいなと改めて感じました。

 

そして、最終日の最後の最後に、奇跡のような再会が!
2011年の初回の楽習会に参加し、小学校を卒業するまで常連さんだった男の子が、

今は高校生となり、なんと地元の学童クラブのお手伝いをしていました。
楽習会に参加した子どもたちを学童クラブに送っていくと、偶然その子もその場におり、

挨拶をしに来てくれました。

「小さい頃、悪さばっかりしてたから」と照れ臭そうに笑う男の子の目の奥は、

小学生の頃のまま
「(楽習会)まだ続いてたんですね」と懐かしそうに目を細めていました。

 

当時、わんぱく盛りで幾度となく大学生のボランティアやスタッフの手を焼かせたあの子が、

今は地元の子どもたちを見守るお兄さんになっていました。

彼が小学校の頃から、楽習会開催の度に陸前高田にお越しいただいている

看護大の先生が小走りに近づくと、彼も手を振って迎えてくれました。

そして二人で肩を並べ、今後の進路についての相談や学校生活のこと、友達の話など、

話が尽きない様子でした。
こうして成長した子どもたちに再会できるのも、この活動を継続してきたからこそ。
成長してたくましくなった男の子の姿に胸がいっぱいになると同時に、

8年の歳月の重みを感じた一幕でした。

 

日本赤十字北海道看護大学・災害beatS研究会の皆様、

4日間、陸前高田の子どもたちのために活動くださり、

どうもありがとうございました!


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