こんにちは!パクト子ども支援担当のふるやんです。
陸前高田は春の陽気が続いたり、雨が降って急に冷え込んだりと、
気まぐれなお天気が続いています。
さて、子どもたちの春休み期間、3月22日から25日に
小友町、広田町で実施した、
日本赤十字北海道看護大学・災害beatS研究会の皆様による
休み期間の宿題と遊びのプログラム、『春の楽習会』のご報告です。
震災後の夏休みから始まり、12回目となる今回の『楽習会』には、
のべ91名の子どもたちに参加してもらえました!
毎回、活動にあたって、参加される大学生の皆さんが、
色々な企画を考えていただくのですが、
今回は、なんと、北海道からクリオネがやってきました!
子どもたちも珍しいお客さんの登場に大喜びでした^_^
また、3日目の活動では、過冷却の原理を利用した実験遊びで
アイスクリームを作り、子どもたちはご満悦の表情でした!
4日間を通じ、みんなで一緒に宿題に取り組んだり、
外で思い切り走り回って遊んだりと、
子どもたちの笑顔が溢れ、たくさんの思い出ができました。
震災から4年が経過しましたが、
活動に参加する子どもたちの楽しげな表情を見ていると、
まだまだこのような活動は必要とされているように感じます。
活動に参加した学生ボランティアの皆さんからは、
「活動に複数回参加することで、陸前高田の風景の変化や、子どもたちの成長が見られた」
という、子どもたちとの継続したつながりを感じる意見や、
「子どもたちに元気をもらえた。活動の後半では、子どもたちに何が返せるかを考えていた」
という、子どもと学生相互の関わりを感じる意見などが出され、
継続した活動の意義を改めて実感しました。
5年目を迎えた現在、震災の風化が進む中で、
私たちにできることは、わずかなことではありますが、
これからも、一人でも多くの子どもたちの、
子どもらしい笑顔を見られるよう、
今年度も活動を継続してまいりたいと思います。
今回も北海道から陸前高田を訪れ、
子どもたちのために奔走してくださった、
日本赤十字北海道看護大学・災害beatS研究会の皆様、
どうもありがとうございました!