お知らせ
11月のサポートステーション活動報告

~こんにちは サポートステーションです~

 

 11月22日に、福島県沖を震源とする最大震度5弱の地震が発生し、岩手県では津波注意報が発令されました。東日本大震災の津波浸水区域では避難勧告が発令され、パクトの事務所でも午後1時過ぎに警報が解除になるまで、スタッフは自宅待機となりました。予定されていた活動も安全を考慮し中止いたしました。

 

 ニュースでは宮城県多賀城市の川を逆流する津波の様子が報道され、注意報と言えども危険であることに変わりはないと改めて思いました。二度とあの日のような辛い想いをしないように、それぞれがどう行動するのかを考える機会となりました。

 多くの皆様からご心配をいただき、本当にありがとうございました。

 

 岩手県北部や北海道が台風による甚大な被害を受けてから3ヶ月が経ちました。県内被災地域で外部のボランティア受け入れを行わなくなってもなお、個人的に復旧・復興のため活動を続けるボランティアさんもいらっしゃいます。これからますます寒くなり、降雪や路面凍結も心配されます。どうか無理のない範囲で、ご安全に活動をお願い致します。

 九州地方、鳥取県周辺の大地震で避難生活を余儀なくされている方々も、いまだ不安の中にいることと思いますが、一日も早く皆様が平穏な日常を取り戻しますことをお祈り申し上げます。

 

 

 

《  11月のサポートステーションのおもな活動をご報告します  》

 【11月も約600名のボランティアの皆さんが、陸前高田市のために活動してくださいました】

 

仮設住宅・休耕田・津波被害に遭った宅地跡等各所の除草を行いました。今年は雑草がすぐに伸びてしまい、この時期まで草刈りの依頼がありました。
地域の方々からいただいた木材を利用し、薪にしてサポステの倉庫内にある薪ストーブで使わせていただいています。また、岩泉町では防寒対策として薪ストーブが欠かせないとのことですが、台風被害により薪がなくて困っているそうです。その情報を聞いたボランティアさんが、せっせと薪割りをし、岩泉まで運んでくださっています。私たちもその気持ちが暖かく、岩泉にお住いの皆さんもボランティアさんの気持ちと薪ストーブで暖かく冬を越せるといいですね。

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地元の「高田松原を守る会」さんとの活動も継続してサポートしています。

 来春、防潮堤に松の苗木を移植する際に使用する防風柵作りでは、

竹林から竹を切り出す→ 適正サイズに竹を切る・割る → 四角を滑らかに削る → 竹柵を編みこむ

という工程を繰り返し行います。また、完成した竹柵の整理も行いました。皆さんそれぞれが想いを込めて丁寧に活動してくださいました。数十年後を見据えた活動に全国各地から御理解・御協力を頂き、ありがたく思います。

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古川沼での遺留品さがしも継続して行っています。

 11月は3度活動しました。11月12日にはお骨と思われる3柱が見つかり、警察に届けました。たまたま取材に来ていた地元紙の記者が、涙を流しながら拝んでいました。「行方不明の方々が早く見つかってほしい。思い出の品を一つでも持ち主に返したい。」という想いは、直接関わっているボランティアの方々や私たちスタッフだけでなく、多くの人々の願いなんだと改めて感じています。ボランティアの皆さんは、少しでも行方不明者の方々の手掛かりとなるものが見つかるようにとの強い思いで、一生懸命活動して下さいます。今後一人でも多くの方に、大切なものがお返しできるよう、できる限り活動を継続していきたいと思います。

 12月以降の活動はまだ未定ですが、決まり次第フェイスブック等でお知らせします。引き続き、皆様のご協力をお願い致します。

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漁業や農業もできるお手伝いをしています。今月は、ホタテ養殖漁師さんの手伝い、漁具の片付けのお手伝い、リンゴ園での収穫のお手伝いをしました。

 陸前高田では、震災をきっかけに高齢化に伴う人手不足という課題が加速し、時にボランティアの皆様の力を必要としている状況です。市の基幹産業でもある一次産業が復興し、今後も受け継がれていけるよう、ご理解を頂きながら活動していただいています。

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今月も岩手県内をはじめ、山口県・福井県・石川県・富山県・滋賀県・愛知県・静岡県・山梨県・東京都・埼玉県・千葉県・宮城県・秋田県等、各地から足を運んでくださったボランティアの皆様、本当にありがとうございました。

 

11月20日には陸前高田応援マラソンがあり、多くのランナーが地元にエールを送りながら走っている姿を見ることができました。ランナーの中には、前日にボランティアに参加してくれた方もいます。復興と共にコースが変わるとのことです。来年はどのようなコースを走るのか、今から楽しみですね。

 

以前、ボランティアさんに裏山を草刈りしてもらった依頼者が、そのおかげで倒木の切り出しもできるようになったと、とても喜んでいました。また、ボランティアさんにグリーン周りを作っていただいたパークゴルフ場も完成し、お年寄りの元気な姿を見ることができています。

 

 陸前高田を想う多くのボランティアさんが今も活動する姿に、多くの住民が支えられ、張り合いをもらっています。
 サポートステーションは引き続き、市民とボランティアの皆様との繋がりを大切に活動をしていきます。

 関東でも雪が降り、本格的な冬の訪れですね。陸前高田はまだ積雪は観測されていませんが、タイヤを交換したり、厚手のジャンパーを用意して、いつ雪が降っても良いように準備しています。

 インフルエンザの流行も心配されています。皆様もお元気でお過ごしください。

 またお会いできますことを、スタッフ一同楽しみにしております。


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