お知らせ
  • 【子ども支援新事業開始のお知らせ】
8月のサポートステーション活動報告

~こんにちは サポートステーションです~

 

8月の陸前高田は、30℃を超える日が2日しかなく、ほとんどが雨という毎日でした。蝉が鳴き始めたかと思ったのもつかの間、気がつけば鈴虫が美しい音色を奏で、赤とんぼが飛び始めているではありませんか。お米などの作物に影響が出ないことを祈るばかりです。

それでも、夏休みを楽しむ子どもたちの元気な姿が見られたり、市内各地で夏祭りが行われ、8月7日には気仙町では「けんか七夕」が、高田町では「うごく七夕」が盛大に行われました。あいにくの雨模様でしたが、多くの市民・ボランティア・観光客が訪れ、祭りを楽しみ、盛り上がっていました。

 

また、職業体験学習として、市立第一中学校の生徒1名が、サポステで業務を体験しました。2日間という短い期間ではありましたが、陸前高田市への想いを持って足を運んでくれるボランティアさんたちと触れ合い、スタッフの話を聞き、質問し、真面目に取り組んでくれました。私たちの活動を地元の若い世代に知ってもらい、人の想いや温もりに触れることで、改めて自分が生まれ育った陸前高田を好きになってくれたら嬉しいです。

 

 

《  8月のサポートステーションのおもな活動をご報告します  》

 

【8月も岩手県内をはじめ、京都府・福井県・石川県・富山県・三重県・愛知県・神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県・栃木県・群馬県・北海道・秋田県等、全国各地から412名のボランティアの皆様が、陸前高田市のために活動してくださいました。】

 

 

 仮設住宅の除草(3ヶ所)、個人宅敷地の草刈り、津波被害に遭った宅地跡の草刈り、高台移転の住宅予定地の草刈りなど、場所によって刈払機を使ったり、細かな所は丁寧に抜いてもらいました。また、依頼者さん宅裏の竹やぶの整備も行いました。

 

あるおばあさんが草刈りを依頼してきましたが、被災したその土地の持ち主は、震災後に身寄りを頼って関東方面に引越した方でした。おばあさんと土地の持ち主は古くからお友達として過ごして来られ、持ち主がいなくなった場所に雑草が生い茂ったことを忍びなく思い、依頼してきたとのことでした。

 

また、お盆直前の活動では、被災した住宅跡の草刈りを行っているとき、偶然に写真が1枚見つかりました。依頼者さんに確認してもらうと、確かにご自分のご家族の写真だということです。いくら探しても、何度探しても写真は出てこなかったのだそうで、「お盆だから出てきてくれたのかな」と、とても大切そうに持ち帰られました。写真一枚がこんなにも大切なものであることを改めて感じ、思い出の詰まった写真を持ち主にお渡しすることができ、とても嬉しく思いました。

 

          

 

 

仮設住宅から災害公営住宅への引越し手伝いも行いました。近隣小学校の仮設住宅から、市内最後に完成した脇ノ沢公営住宅への引越しでした。仮設での暮らしから住宅へ引っ越し、落ち着いた生活が送れると良いですね。校庭を早期解放するために小学校の校庭にある仮設住宅は、ようやく秋から解体が始まるところがあるそうです。

 

 

 

地元の「高田松原を守る会」さんの活動も継続してサポートしています。

6月には、高田松原を守る会さんが防潮堤付近での松苗の本植栽を行い、無事、今年度分を植え終わりました。8月も、来年以降の植栽に向けて、苗木を守るための防風竹柵を作るお手伝いをしました。

竹林を整備して、竹を運ぶ  竹を適正サイズに竹を切る・割る  四角を滑らかに削る  竹柵を編みこむ

という一連の工程を状況に応じて行いました。また、防潮堤に行って、松苗周辺の草取りも行いました。

今月も全国から駆けつけたボランティアの皆さんそれぞれが、高田松原の再生に想いを馳せ、活動して下さいました。数十年もの先を見据えた活動に、ご理解・ご協力いただき、全国各地から温かい応援を頂いていることを、松原を愛する市民の皆さんもとても喜んでいました。

       

 

 

古川沼での遺留品さがしも継続して行っています。

8月も第1・第3土曜日の2度活動しました。今回の活動では、残念ながら手がかりとなるものを見つけることはできませんでしたが、ボランティアの皆さんには、遠方から駆けつけていただいたり、少しでも行方不明者の方々の手掛かりとなるものが見つかるようにとの強い想いで、一生懸命活動して下さいました。

現場に残されている当時の土砂も、ほぼなくなりました。9月16日の土曜日には、現場の片づけも含め最後の活動をする予定です。

   

 

 

漁業や農業も、できる範囲でのお手伝いをしています。8月は、ホタテ養殖の手伝い、震災後に再生した畑や休耕田の草刈りをしました。陸前高田市の基幹産業でもある一次産業が復興し、再び軌道に乗ることで、今後も受け継がれていけるよう、ボランティアの皆様のご理解を頂きながら活動していただいています。

   

 

 

九州北部や秋田県等での豪雨で大変な被害を受けた皆様、昨年来、大地震や台風による被害で避難生活を余儀なくされている皆様等、多くの方々が、一日も早く平穏な日常を取り戻しますことをお祈り申し上げます。

岩手県北部や北海道に被害をもたらした台風の被害から1年がたちました。1日でも早い復興を祈り申し上げます。

全国各地で復旧・復興のため、日々活動を続けて下さる多くのボランティアさんも、どうかご安全に活動をお願い致します。

 

9月に入り、急に冷え込んできました。夏を満喫する間もないうちに、もうすぐそこまで秋は来ています。日中の寒暖差が激しいと体調管理が難しくなりますので、ご自愛くださいませ。9月も、皆様にお会いできますことを、スタッフ一同楽しみにしております。


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