お知らせ
6月のサポートステーション活動報告

~こんにちは サポートステーションです~

 

 6月の陸前高田は、「やませ」(海から吹き込む冷たい風のことです)が吹き込み、気温25度を超える日がほとんどなく、涼しい毎日でした。7月に入ってからは気温が上がり始め、これからしばらくは梅雨らしい蒸し暑い日が続きそうです。

 

 6月28日には、広田湾漁協の漁師さん所有の漁船が沖縄県沖で発見されたという、驚きのニュースが飛び込んできました。震災後6年間漂流していたのではないかと聞き、驚きと共に孤独に海を漂っていたであろう船に想いを馳せてしまいますね。

 

 

《  6月のサポートステーションのおもな活動をご報告します  》

 

【6月も岩手県内をはじめ、福岡県・山口県・京都府・福井県・石川県・富山県・岐阜県・愛知県・神奈川県・東京都・埼玉県・宮城県等、全国各地から285名のボランティアの皆さんが、陸前高田市のために活動してくださいました。】

 

被災した住居跡や仮設住宅等の草刈り、仮設住宅から転居する際の掃除等のお手伝いを行いました。仮設住宅の草刈りをしていると、90歳になるおばあさんが「ボランティアさんが頑張っているから」と、暑い中、外に出てきてくれました。ボランティアの皆さんはおばあさんの応援を受け、張り切って活動してくれました。

    

 

また、おじいさんおばあさんの二人暮らしのお宅から、家の荷物を片付ける依頼がありました。時には杖も必要なくらいのおじいさんなのですが、ボランティアの活動予定の何日も前から、「遠くからわざわざ来ていただくのだから」と、先に片づけを始めていたたようです。思わず笑ってしまう話ですが、活動そのものも大事ですが、ボランティアの存在自体がパワーになるということを改めて感じました。

 

全盲のご夫婦から自宅周辺の草刈りの依頼がありました。草が伸びてしまうと、玄関から安全に外に出ることもできないお二人のために、ボランティアさんたちは丁寧に草を抜いてくれました。家の周りがとてもきれいになり、ご夫婦はとても喜んでくれました。これからもお二人が安心安全に生活していただけると、私たちも嬉しいです。

 

地元の「高田松原を守る会」さんの活動も継続してサポートしています。

 6月は11日(日)から3週に渡り、高田松原を守る会さんが防潮堤付近での松苗の本植栽を行いました。地元の住民や全国から訪れた方々も多く参加し、天候にも恵まれ、盛況のうちに今年度分を植え終わりました。サポステでお世話になっているボランティアさんたちは、「先生役」として、訪れた人たちに植栽の仕方を丁寧に教えていただきました。今後3年がかりで1万本の苗木を植えるそうです。サポートステーションではその際に苗木を守るための防風竹柵を作るお手伝いをしています。

竹林を整備して、竹を運ぶ  竹を適正サイズに竹を切る・割る  四角を滑らかに削る  竹柵を編みこむ

という一連の工程を状況に応じて行いました。今月も全国から駆けつけたボランティアの皆さんそれぞれが、高田松原の再生に想いを馳せ、活動して下さいました。何十年も先を見据えた未来志向の活動に、御賛同・御協力いただき、全国各地から応援してを頂いていることを、守る会の皆さんもとても感謝していました。

     

 

 

古川沼での遺留品さがしも継続して行っています。

 6月も第1・第3土曜日の2度活動しました。今回の活動では、残念ながら手がかりとなるものを見つけることはできませんでした。ボランティアの皆さんの中には、遠方から駆けつけていただいている人も少なくなく、少しでも行方不明者の方々の手掛かりとなるものが見つかるようにとの強い想いで、一生懸命活動して下さいました。今後一人でも多くの方に大切なものがお返しできるよう、今も家族の帰りを待つ方々にとっての心の拠り所となれるよう、できる限り活動を継続していきたいと思います。

 7月も、15日の土曜日に活動する予定です。今後も、皆様のご協力をいただければと思います。

   

 

漁業や農業も、私たちでできるお手伝いをしています。6月は、畑の整地や防獣ネット等の整備、りんごの摘果、などのお手伝いをしました。陸前高田市の基幹産業でもある一次産業が復興し、再び軌道に乗ることで、今後も受け継がれていけるよう、ボランティアの皆様のご理解を頂きながら活動していただいています。

   

 

 

昨年、岩手県北部や北海道の台風被害を受けた方々、九州地方、鳥取県周辺の大地震で避難生活を余儀なくされている方々が、一日も早く皆様が平穏な日常を取り戻しますことをお祈り申し上げます。また、今年も台風や梅雨前線による大雨の情報が聞こえてきました。災害は決して他人事ではなく、いつでも、どこにいても隣り合わせだということを忘れず、誰もが安全に安心した生活が送れることを願っています。

 現地で復旧・復興のため活動を続けるボランティアさんも、どうかご安全に活動をお願い致します。

 

今まで、暑い日がほとんどなかった当地も、梅雨らしい雨と夏を思わせる暑さとが同居するようになりました。梅雨の時期に各地で大雨による被害が心配されます。皆様がお住まいの地域でも、十分に御注意いただければと思います。7月も、皆様にお会いできますことを、スタッフ一同楽しみにしております。


ページトップ