お知らせ
5月のサポートステーション活動報告

~こんにちは サポートステーションです~

 

 5月の陸前高田は、25℃を超える日があれば、15℃に届かない日もあり、せっかく仕舞った布団を引っ張り出す日もありました。長袖もまだ手放せず、衣替えももう少し様子見が必要です。

 水田では、続々と田植えの風景も見られ、地元の子どもたちも一緒に手伝ったり、体験するイベントも行われました。

 

 

《  5月のサポートステーションのおもな活動をご報告します  》

 

【5月も岩手県内をはじめ、山口県・大阪府・京都府・奈良県・福井県・石川県・富山県・愛知県・静岡県・神奈川県・東京都・埼玉県・茨城県等、全国各地から286名のボランティアの皆さんが、陸前高田市のために活動してくださいました。】

 

仮設住宅から災害復興住宅に転居した、一人暮らしのおじいさんから、物干し台設置の依頼がありました。支援でもらったままという物干し台は、なかなか複雑な形で、説明書を片手に四苦八苦。完成した物干し台を見た依頼者さんは、とても嬉しそうでした。依頼者さんとの会話も弾み、活動そのもの大事ですが、お話をして楽しい時間を一緒に過ごすこともまた大事だなと、改めて感じました。

 

5月も数件、竹林の整備をして頂きました。

 今年から、親子3世代で同居するため、家を増築する予定の依頼者さんは、数ヶ月前、増築予定の場所に立っている古い納屋を取り壊す予定でした。その古い納屋の荷物搬出をボランティアで手伝い、無事納屋の取り壊しができました。今回は邪魔になっている竹を切り出して欲しいという依頼でしたが、ボランティアさんのチームワークの良い動きに、おばあさんもお孫さんも歓声を上げていました。これから増築の工事が始まるようですが、新しいお部屋で家族揃って過ごせるのももうすぐですね。

 

 

また、休耕田の草刈りもしました。活動していただいた現場の隣の水田は、昨年までは休耕田でしたが、ボランティアさんたちに地道に草刈りをしていただいた結果、震災後はじめて復活しました。偶然にもその両方の休耕田の草刈りに関わることになった何名かのボランティアさんたちは、復活を遂げた隣の水田を見て感慨深げでした。私どもにとっても、嬉しい光景でした。

 ボランティアさんにご協力いただきながら、困っている住民の気持ちに寄り添い、出来る限りのお手伝いをしていきたいと思います。

 

 

地元の「高田松原を守る会」さんの活動も継続してサポートしています。

 5月27日(土)には、県・市主催の記念植樹会が行われ、県内外から約300人が訪れ、1250本の松の苗木を植えました。6月は11日(日)から3週に渡って、いよいよ高田松原を守る会さんも、松苗の本植栽を行います。守る会さんは、3年がかりで1万本の苗木を植えるのですが、その際の防風竹柵を作るお手伝いをしています。

 竹を適正サイズに竹を切る・割る → 四角を滑らかに削る → 竹柵を編みこむ

という一連の工程を状況に応じて行いました。これまで6500枚近い竹柵が完成しています。全国から駆けつけたボランティアの皆さんそれぞれが、高田松原の再生に想いを馳せ、活動して下さいました。数十年もの先を見据えた未来志向の活動に全国各地から御理解・御協力を頂いていることを、守る会の会長さんもとても感謝していました。

     

 

古川沼での遺留品さがしも継続して行っています。

 5月は第1・第3土曜日の2度活動しました。今回の活動では、お骨らしきもの一柱と、歯らしきもの1片が見つかり、警察に届けさせていただきました。ボランティアの皆さんの中には、遠方から駆けつけていただいた人も少なくなく、少しでも行方不明者の方々の手掛かりとなるものが見つかるようにとの強い思いで、一生懸命活動して下さいました。今後一人でも多くの方に大切なものがお返しできるよう、今も家族の帰りを待つ方々にとっての心の拠り所となれるよう、できる限り活動を継続していきたいと思います。

 6月も、第1、第3土曜日に活動する予定です。今後も、皆様のご協力をいただければと思います。

   

 

漁業や農業も、できるお手伝いをしています。5月は、ホタテ種袋作り、畑の防獣ネットの整備、田畑の整地、田植え、ハウス組立て、りんごの摘花、などのお手伝いをしました。

 陸前高田市の基幹産業でもある一次産業が復興し、今後も受け継がれていけるよう、ご理解を頂きながら活動していただいています。

       

 

数ヶ月の間、穴が開き、つぎはぎだらけでボロボロだったサポステのビニルハウスがボランティアさんの助けを借りようやく張り替えることができました。雨漏りせず、資材庫の役割を果たせることができ、ほっと一安心です。

 また、近所の方から薪として活用して欲しいと譲って頂いた椿の木を、サポートステーションまで運んでいただきました。杉の木に比べるとずっしりと重い椿の木ですが、薪としては火力が強く、重宝しています。

 ボランティア活動後にハンドベルの演奏をしてくれたグループのみなさんもいらっしゃいます。ボランティアのみなさんとスタッフで聴かせていただきました。足場の悪い中でしたが、ハンドベルの透き通る音色がとても素敵でした。

   

 

岩手県北部や北海道の台風被害を受けた方々、九州地方、鳥取県周辺の大地震で避難生活を余儀なくされている方々も、いまだ不安の中にいることと思いますが、一日も早く皆様が平穏な日常を取り戻しますことをお祈り申し上げます。また、現地で復旧・復興のため活動を続けるボランティアさんも、どうかご安全に活動をお願い致します。

 

皆様も健康に留意され、お元気でお過ごしください。震災から7年目になってもなお、当地を思い、駆けつけてくださるボランティアの皆様に心より感謝申し上げます。私たちは、これからも地元住民の気持ちに寄り添う活動を続けてまいります。

 6月も、皆様にお会いできますことを、スタッフ一同楽しみにしております。


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