お知らせ
3月のサポートステーション活動報告

 ~こんにちは サポートステーションです~

 

 新年度を迎え、心機一転リフレッシュされて頑張っている皆様も多いことと思います。今年度もサポートステーションをよろしくお願い致します。

 

 3月。東京では21日に早くも桜の開花宣言がされましたが、その日の陸前高田は、雪まじりの雨でとても寒い日でした。それでも中旬あたりからは東北でも花粉が飛び、最終週には、ようやく日中の気温が10度を超えるような日もありました。三寒四温を繰り返し、ふきのとうやつくしが顔を覗かせ、陸前高田の春ももうすぐそこです。

 

 3月11日は東日本大震災から6年。市内各地で七回忌法要や、追悼行事が行われました。

 今年もサポステは活動をお休みしました。地域の皆さんも、ボランティアの皆さんも、そして私たちスタッフも、あの日を思い返したり、これからのことを考えたりと、様々な想いで過ごしたことでしょう。

 

 昨年に引き続き、大曲ふれあい会さんからろうそくを寄贈いただき、陸前高田市米崎町にあります普門寺さんで法要等の際に活用していただくことになりました。

 

 

《  3月のサポートステーションのおもな活動をご報告します  》

 

【3月も岩手県内をはじめ、福岡県・広島県・兵庫県・大阪府・京都府・福井県・富山県・石川県・愛知県・山梨県・神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県・栃木県・秋田県・宮城県・北海道等、全国各地から約320名のボランティアの皆さんが、陸前高田市のために活動してくださいました。】

 

 

納屋から荷物を運び出すお手伝いをしました。「納屋を解体して、そこに娘一家が一緒に住んでくれる」。昨年におじいさんをなくされたおかあさんでしたが、とても嬉しそうに話してくれました。その娘さんは、一生懸命に手伝ってくれたボランティアさん一人ひとりの手を握り、涙ながらに感謝の声をかけていました。

 離れていた家族が戻ってくる。このような動きも陸前高田の復興の大事な姿の一つなのかもしれません。出来る限りですが、お手伝いをしていければと思います。

 

 

 

地元の「高田松原を守る会」さんの活動も継続してサポートしています。

 いよいよ5月末から防潮堤に松の苗木が移植されます。その際に使用する防風柵作りでは、

竹林から切り出した竹を整備する → 竹を適正サイズに竹を切る・割る → 四角を滑らかに削る → 竹柵を編みこむ

という一連の工程を状況に応じて行いました。全国から駆けつけたボランティアの皆さんそれぞれが、高田松原の再生に想いを馳せ、活動して下さいました。数十年後を見据えた未来志向の活動に全国各地から御理解・御協力を頂き、ありがたく思います。

 

 ある日、竹林の整備をしていると、近所のおじいさんが、切り出した太い竹を一本もらって帰りました。孫のためにに鯉のぼりを上げるんだと、嬉しそうに話してくれました。こいのぼりが元気に泳いでくれると嬉しいですね。

     

 

 

古川沼での遺留品さがしも継続して行っています。

 3月は4日(土)・18日(土)の2度、いずれも午前中でしたが活動しました。今月の活動では、残念ながら個人の特定につながるようなものは見つかりませんでしたが、まだまだ寒さが身にしみる中でも、ボランティアの皆さんは、少しでも行方不明者の方々の手掛かりとなるものが見つかるようにとの強い思いで、一生懸命活動して下さいました。今後一人でも多くの方に大切なものがお返しできるよう、今も家族の帰りを待つ方々にとっての心の拠り所となれるよう、できる限り活動を継続していきたいと思います。

 年度がわりの4月以降の活動はまだ未定ですが、決まりましたら報告させていただきます。その際には引き続き、皆様のお力をお貸し頂ければと思います。

   

 

 

漁業や農業も、できるお手伝いをしています。今月は、ホタテやワカメ養殖漁師さんの手伝い等をしました。3月4月がワカメ出荷の最盛期。今年も「三陸ワカメ」のブランドを守るために、どの漁師さんも手塩にかけて出荷準備をしています。

 また、リンゴ農家さんが剪定した枝の運搬、リンゴ畑の整地手伝いを行いました。

 御主人を亡くされ一人でリンゴ畑を守っているおかあさんから依頼がありました。例年は自分一人で全てをこなしているそうですが、お孫さんがインフルエンザにかかり、その看病があって今年は春までにやっておく農園の整地が終わらないとのこと。リンゴは一年だけ休むということが出来ない作物です。「とても焦っていたので助かりました」と喜んでいらっしゃいました。

 市の基幹産業でもある一次産業が復興し、今後も受け継がれていけるよう、ご理解を頂きながら活動していただいています。

 また、ボランティアさんに近隣住民の方から頂いた材木を薪にしていただいたり、薪置き場を整備していただきました。サポートステーションの薪ストーブで使用したり、ボランティアさんを通して県北の台風の被災者の方に届けさせて頂きました。

    

 

 

岩手県北部や北海道の台風被害を受けた方々、九州地方、鳥取県周辺の大地震で避難生活を余儀なくされている方々も、いまだ不安の中にいることと思いますが、一日も早く皆様が平穏な日常を取り戻しますことをお祈り申し上げます。また、現地で復旧・復興のため活動を続けるボランティアさんも、どうかご無理のない範囲で、ご安全に活動をお願い致します。

 

皆様も健康に留意され、お元気でお過ごしください。震災から7年目を迎えてもなお、当地を思い、駆けつけてくださるボランティアの皆様に心より感謝申し上げます。私たちは、これからも、住民に寄り添う活動を続けてまいります。

 4月もまたお会いできますことを、スタッフ一同楽しみにしております。


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