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3月のサポートステーション活動報告

~こんにちは サポートステーションです~

 

東日本大震災から7年を迎えた3月11日。陸前高田市では追悼式が開催され、参加した方も多勢いらっしゃったことでしょう。追悼式に参加されなかった方も、それぞれの場所であの日を思い返したり、大切な人への想いを改めて感じる日となったのではないでしょうか。苦しみや悲しみに押し潰されそうになりながらも、7年という月日を生きてこられた皆様が、少しでも心穏やかであることを願います。

 

さて、3月の前半は台風並みの嵐があり、陸前高田市内では冠水による通行止が発生した日がありましたが、ここ数日はやっと春の陽気となり、最高気温が20℃を超える日もありました。厳しい冬を超え、春の暖かい空気に触れると、自然と心も軽くなるような気がします。

 

《 3月のサポートステーションのおもな活動をご報告します  》

【3月も岩手県内をはじめ、福井県・石川県・富山県・静岡県・東京都・千葉県・埼玉県・秋田県等、各地からボランティアの皆様が、陸前高田市民のために活動してくださいました。】

 

 

災害公営住宅に住むひとりぐらしのおばあさんから依頼があり、家具を移動する手伝いをしました。ベットを隣の部屋へ移動したいという依頼でしたが、ベットだけでなく小さなお仏壇も一緒に移動しました。おばあさん一人で家具を移動することができず、我慢していたようですが、お仏壇と一緒に南側の明るい部屋にベットを移動し、とても嬉しそうな顔をしていました。そしておしゃべりにも花が咲き、ボランティアさんと2時間近くも「お茶っこ」したそうです。話し相手がいてくれたことで、気持ちも明るくなったことでしょうね。

 

 

 

第一中学校の仮設住宅から別の仮設住宅への引越しのお手伝いをしました。各学校に建設された仮設住宅は徐々に撤去が進んでいますが、まだ新しい家ができていない人は、また別の仮設住宅に転居しなければなりません。荷物の運び出しや積み込みなど、やることは同じでも、仮設から仮設への引越しは「新たなスタート」とはいえず、誰かが手伝ってくれることで少しでも気持ちが軽くなってくれれば嬉しいですね。

 

 

津波によって被災した山林の一部で、枯れてしまった桜の木を伐採しました。震災から7年経った今も、よく見ると各地で津波が浸水した高さに沿って、枯れ木がまだ残っています。先月もそうでしたが、枯れ木の傍らには、認定NPO法人「桜ライン311」さんが植樹した桜の苗木が植えられていて、小さな苗木にも蕾が見えます。もう少ししたら桜が咲き、静かに震災を語り継いでくれることでしょう。

 

津波を被って枯れた木をサポステに運ぶと、毎日のように近所のおじさんが薪割りにきてくれます。以前は漁師さんだったそうですが、辞めてしまってから身体を動かすことも少なくなったそうです。どんなに大きな切り株でも薪にしてしまうので、スタッフもボランティアさんもびっくりしています。口数の少ないおじさんですが、ボランティアさんと一緒に薪割りをすること楽しみにしている様子。山になった薪は軽トラに積んで気仙大工伝承館へ運んでいます。一言で「薪」と言っても、木を切ったり、割ったり、運んだり、そこにはたくさんの人が関わり、笑顔が増えて行くことがとても嬉しいです。

 

 

 

米崎町沼田地区における遺留品探しも4ヶ月目になりました。気仙川河口と古川沼の合流付近の土砂を掬って仮置きしてある場所を、関係機関と連絡を取り合って活動しています。3月は2度活動しました。
一生懸命活動してくれるボランティアさんの「どんなものでも見つけたい」という想いが、今も大切な人の帰りを待つ人や、大切なものを流された方々の心の拠り所となっていることと思います。
4月も第2・第4土曜日に活動を行う予定です。

    

 

 

りんご農家さんで、りんごの木や苗木の植え替えの手伝いをしました。津波をかぶった土地に新しい苗を植えたものの、思うようなりんごを作ることができず、別の場所に植え替えをして新たに作り直すのだそうです。植え替えた木にたくさんのりんごが実ってくれたら嬉しいですね。
また、漁師さんの手伝いでは、特産の三陸わかめのボイル作業のお手伝いもしました。震災の影響で人手不足が続いており、繁忙期は一人でも手伝ってくれる人がいると助かります。何年も活動を続けているボランティアさんは、既に子や孫のような存在となり、作業そのものよりも気持ちの面で大切な存在になっているように感じます。誰かを待つ幸せや、待ってくれている人がいることの幸せを見せていただくことができ、私たちスタッフも暖かな気持ちになります。

          

 

 

東日本大震災から8年目の春を迎えた陸前高田ですが、当たり前の生活を取り戻すにはもう少し時間がかかりそうです。時間の経過とともに陸前高田を訪れる人の数も減少していますが、ボランティアの皆さんの想いに触れることで、被災された方々の笑顔が増えることを願いつつ、4月以降も私たちは活動を継続していきます。これからもよろしくお願いします。
4月も皆様にお会いできますことを、スタッフ一同楽しみにしております。


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