お知らせ
  • 【子ども支援新事業開始のお知らせ】
3月のサポートステーション活動報告

 

◎こんにちは。サポートステーションです。

 

 例年なら、3月でも山々に見られる積雪が、今年はもうすっかりなくなってしまいました。

 「森は海の恋人」──雪解け水の恵みを得られないと、養殖業などへの影響が心配ですが、陸前高田にも足早に春がやってきています。

 

 3月11日で東日本大震災から5年が経ちました。

 私たちがあの日感じた恐怖や絶望は、多くの方との出会いによって安らぎやぬくもりに変わってきました。あの大きな経験をしたからこそ、被災地で暮らす方々には、これから先の日々が心穏やかであることを願います。

 

 さて、今月も350名を超えるボランティアの皆さんが陸前高田市のために活動してくださいました。
 社会人の方はもとより、大学生・高校生・小中学生の親子さんなど、初めて陸前高田市を訪れる方も多かったです。被災地の今を自身の目で見たことや感じたことを持ち帰り、周りにいる方々に伝えていただければと思います。
 そこからまた、新たなつながりが生まれることを願っています。

 また、陸前高田をホームのように思って毎週・毎月のように足を運んでくださる方々も含め、多くの皆様に活動していただきました。本当にありがとうございました。

 

 3月11日には、市内の「普門寺」で法要が行われました。その際、秋田県の団体さんが寄贈してくださったろうそく(キャンドル)が慰霊のために灯されました。

 時間とともに震災の風化が懸念される中で、多くの皆様とのつながりを持っていただけることを、本当に有難く思います。

 

 

◎3月のサポートステーションのおもな活動をご報告します。

 

〇地元の「高田松原を守る会」さんの活動を、継続してお手伝いをしています。現在は、防潮堤に松の苗木を移植する際に使用する防風柵(竹柵)作りをしています。竹の切り出しから編みこみまで、細かい工程ですが、皆さん一つひとつ丁寧に活動してくださいました。(現在は目標の3割強の完成数です)。

 暖かくなったら、苗木周辺の草取りや水やりも行っていきます。
 防潮堤の完成後に、第一防潮堤と第二防潮堤の間で苗木の移植が始まる予定です。

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〇古川沼での遺留品さがしも継続して行っています。3月は2度の活動でお骨らしきものが1片見つかり、警察に届けました。手がかりとなるものはなかなか見つからないのですが、ボランティアの皆さんは、少しでも行方不明者の方々の手掛かりとなるものが見つかるよう、一生懸命活動してくださっています。

 今回の活動では思い出の品は見つかりませんでしたが、一つひとつの小さな物でも、持ち主にとっては日々の生活の思い出が詰まった大切なものです。一人でも多くの方にお届けできるよう活動を継続していければと思います。

 4月も建設業者さんにお願いし、第1、3、4土曜日に活動を行うことになっています。

 

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〇依頼者さん敷地の草刈りや花壇作り、荷物や資材の移動等を行いました。今までは自分で出来ていたことが、身体の不調や、自宅があった場所から離れて暮らすことで出来なくなっている方が多くいらっしゃいます。特に高齢者の方々は少しの荷物でも運ぶのは大変です。ボランティアの皆さんは寒い中でも、丁寧に活動していただき、依頼者の方々は本当に喜んでいました。

 また、イタリア在住の方が、地元住民を励まそうと、イタリアの現代美術家たちが特別に製作してくれた作品を展示するために来日してくれました。作品展示のお手伝いの活動もありました。

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〇農業支援や漁業支援も継続的に行っています。今月は、田畑の整地やリンゴ園の枝拾い、わかめの加工のお手伝いを行いました。どの依頼も震災前からの課題であった高齢化や人手不足が、震災をきっかけに加速しており、ボランティアの力を必要としている状況です。陸前高田の基幹産業でもある一次産業が今後も受け継がれていけるよう、ご理解をいただきながらお手伝いしていただいています。

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◎今月も国内外から足を運んでくださったボランティアの皆様、本当にありがとうございます。今月は岩手県内各地、沖縄県・鹿児島県・福岡県・山口県・鳥取県・奈良県・大阪府・福井県・石川県・富山県・長野県・愛知県・山梨県・静岡県・神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県・栃木県・秋田県・青森県、そしてアメリカからも来ていただきました。

 震災から6年目を迎えた今も、被災地を想い、気にかけてくださる皆様、足を運んでくださるボランティアの皆様の想いを感じ、少しずつでも地域住民のみなさんが心穏やかに当たり前の生活を送れるようになることを願っています。

 

 サポートステーションは、4月以降もボランティアの皆様の温かいお気持ちと陸前高田市民のニーズとを繋ぎ、住民をサポートする役割を果たしてまいりたいと思います。引き続きご協力よろしくお願いいたします。

 新年度を迎え、慌しい時期ではありますが、皆様お元気でお過ごしください。またお会いできますことをスタッフ一同楽しみにしております。


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