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2月のサポートステーション活動報告

~こんにちは サポートステーションです~

 

2月は、オリンピックの熱戦で盛り上がりましたが、会場の平昌周辺の寒さが度々話題になっていました。日本でも低温や降雪のニュースが続き、岩手県も盛岡の2月の平均気温が平年より2℃以上低かったとのことです。それでも、小鳥のさえずりや木々の芽吹きなどに、少しずつ春の気配も感じるようになってきました。

 

 

《 2月のサポートステーションのおもな活動をご報告します  》

 

 

【2月も岩手県内をはじめ、福井県・富山県・静岡県・東京都・埼玉県・栃木県等、各地からボランティアの皆様が、陸前高田市民のために活動してくださいました。】

 

 

長机を仮設住宅の集会場から災害公営住宅に運ぶ手伝いをしました。この日は、災害公営住宅の皆さんで「恵方巻き」を作るイベントの準備をするそうで、自治会長さんたちもはりきっていました。被災地の現在の重要課題として、新しいコミュニティー作りは特に急務とされています。新たに生活を再建された地で、住民同士がつながり、輪が広がっていくことを願いながら、ボランティアさんにお手伝いしていただきました。
先月に引き続き全盲の御夫婦宅に伺い、雪かきをしました。被災し、新たな土地で住宅再建したものの、近隣の住民とのつながりを作るのは簡単なものではないようです。そんな中、今年は積もるくらいの雪の日が多く、自分たちだけでは状況がわからない依頼者さんにとっては不安な日が多いのです。ボランティアさんが駆けつけて雪を片付けてくれることにとても安心され、感謝の言葉をかけてくださいました。

 

津波によって被災した山林の一部で、枯れてしまった桜の木を伐採しました。今でもよく見ると、各地で津波が浸水した高さに沿って、枯れ木がまだ残っているのです。折りしもその傍らには、認定NPO「桜ライン311」さんが植樹した桜の苗木が新たな時代を生きようとしていました。

 

 

 

地元の「高田松原を守る会」の活動のサポートでは、高田松原の再生のために、来年・再来年に行われる防潮堤への松苗の植栽に向けて、苗木を守るための防風竹柵を作る活動を中心にお手伝いをしました。いよいよ目標の1万枚まで、残りあと100枚程度なってきているとのことです。

 

 

 

 

地元で、震災の語り部も行ってくださる気仙大工左官伝承館から薪が足りなくなったとのご連絡を頂き、先月からサポステで薪が貯まれば軽トラに積んで運んでいます。材木を切る・割る・薪の積み下ろしのそれぞれをボランティアさんにお願いしています。薪割りは、近所の方も参加してくれます。先日は、被災して枯れたままになっていた木も薪にして運びました。10年来のストックがなくなってしまい困っていた伝承館さんですが、薪を運ぶたびに笑顔も増えていくようで、ボランティアさんたちにも茅葺の古い家屋を案内してくれました。

  

 

 

米崎町沼田地区における遺留品探しも3ヶ月目になりました。気仙川河口と古川沼の合流付近の土砂を掬って仮置きしてある場所を、関係機関と連絡を取り合って活動しています。2月は2度活動しました。

 何度もお世話になっているボランティアさんから、ふるいのローラー台を寄贈していただきました。活動の効率化を図るのになくてはならないもので、4台あったものは老朽化が激しく、何とか補修を重ねて使用していただけに、本当に助かります。

 残念ながら、2月の活動では手がかりとなるものは見つかりませんでしたが、ボランティアの皆さんには、真冬の季節に雪もちらつく時もあった中でも、少しでも行方不明者の方々の手掛かりとなるものが見つかるようにとの強い想いで、一生懸命活動して下さいました。今後一人でも多くの方に大切なものがお返しできるよう、今も家族の帰りを待つ方々にとっての心の拠り所となれるよう、できる限り活動を継続していきたいと思います。

 土砂は大量にあり、なかなか進まないのですが、古川沼と同様に、ボランティアの皆様のお力を借りて、地道に活動していければと思います。なお、3月も第2・第4土曜日に活動を行う予定です。

   

 

 

できる範囲で、一次産業のお手伝いも行っています。2月は、3件のりんご農家さんで、それぞれジュース用のりんごの選別、りんごの木を枝打ちした後の枝拾い、防風ネット撤去の手伝いをしました。また、ホタテ養殖漁師さんの手伝いでは、ホタテを養殖カゴから出したり、養殖カゴの洗浄をする手伝いをしました。漁師のおかみさんたちは、ボランティアの大学生と一緒に活動しながら、「筋がいい。あんた浜に嫁に来な」「東京の息子が住んでいる家の近くだ。テンションあがるわ」と、会話も弾み、いつも以上に生き生きとしていました。農家さんも漁師さんもボランティアから、やる気をもらっているようでした。陸前高田市の基幹産業でもある一次産業が復興し、再び軌道に乗ることで、今後も受け継がれていけるよう、ボランティアの皆様のご理解を頂きながら活動していただいています。

     

 

大規模災害によって避難生活を余儀なくされている皆様が、一日も早く平穏な日常を取り戻しますことをお祈り申し上げます。まだ続く寒さの中、全国各地で復旧・復興のために、日々活動を続けて下さっている多くのボランティアさんも、どうかご安全に活動をお願い致します。

 

まだまだ寒い日が続いておりますが、三寒四温を繰り返し、確実に春はもうすぐそこまできています。皆様、今度は季節の変わり目による体調変化には十分お気をつけていただければと思います。3月も、皆様にお会いできますことを、スタッフ一同楽しみにしております。


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