9月のサポートステーション活動報告

~こんにちは サポートステーションです~

 

陸前高田も実りの秋を迎え、稲刈りが進んでいますが、9月は全国的に日照が少なく、陸前高田の特産である「米崎リンゴ」等の農作物の出来栄えが心配されます。

台風10号による甚大な被害を受けた県北部の宮古市・久慈市・岩泉町周辺の復旧・復興のために、多くのボランティアさんが活動しています。1ヶ月以上が経っても、現地ではまだまだ多くの人手を必要としています。岩手県は面積が広く、移動だけでも大変ですが、引き続き無理のない範囲での御協力をお願い致します。

犠牲となられた方々の御冥福をお祈りするとともに、行方不明の方が早く家に帰れることを、そして不安の中にいらっしゃる方々が一刻も早く心穏やかに過ごせるよう願うばかりです。私共も、微力ではありますが、岩泉町ボラセンにスコップ・鋤簾・長靴等を送り、使っていただいています。

九州地方での大地震からもうすぐ半年が経ちます。一日も早く皆様が平穏な日常を取り戻しますことをお祈り申し上げます。

 

 

《  9月のサポートステーションのおもな活動をご報告します  》

 

【 9月は650名のボランティアの皆さんが、陸前高田市のために活動してくださいました 】

各所での草刈り(仮設住宅5カ所、依頼者さんの庭、休耕田、津波被害に遭った敷地跡等)

仮設住宅での家具とりつけ手伝い

サポートステーションに咲いている「はるかのひまわり」も種を採取していただきました。

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地元の「高田松原を守る会」さんの活動を、継続してサポートしています。来春、防潮堤に松の苗木を移植する際に使用する防風柵(竹柵)作りでは、

適正サイズに竹を切る・割る → 四角を滑らかに削る → 竹柵を編みこむ

という工程を繰り返し行います。皆さんそれぞれが想いを込めて丁寧に活動してくださいました。数十年後を見据えた、未来志向の活動に御賛同頂き、ありがたく思います。

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古川沼での遺留品さがしも継続して行っています。9月は2度活動しました。個人が特定できるものは見つかりませんでしたが、ボランティアの皆さんは、少しでも行方不明者の方々の手掛かりとなるものが見つかるようにとの強い思いで、一生懸命活動して下さいました。1人でも多くの方に、思い出が詰まった大切なものがお返しできるよう、活動を継続していきたいと思います。

10月は第3、5土曜日に活動を行う予定です。引き続き、皆様のご協力をお願い致します。

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漁業や農業もお手伝いをしています。今月は、ホタテ養殖漁師さんの手伝い、花畑での葉摘み、田畑の除草等のお手伝いをしました。

陸前高田では、震災をきっかけに高齢化に伴う人手不足という課題が加速し、時にボランティアの皆様の力を必要としている状況です。市の基幹産業でもある一次産業が復興し、今後も受け継がれていけるよう、ご理解を頂きながら活動していただいています。

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今月は岩手県内各地や、福井県・石川県・富山県・静岡県・新潟県・神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県・茨城県・宮城県・秋田県等からも来ていただきました。各地から足を運んでくださったボランティアの皆様、本当にありがとうございました。

 

夏から雨が多く、雑草の生えるスピードが例年より各段に早く、仮設住宅では9月だけで5ヶ所から草刈りの依頼がありました。仮設住宅では主に御高齢の方々が環境整備を行っており、手作業で広い敷地を管理するのは大変です。ボランティアが足を運び、住民と一緒に活動することで、ホッとした表情になっていたのが印象的でした。また、目の不自由な御夫婦からも自宅周辺の除草の依頼がありました。筋力低下を防ぐためにお散歩を日課としているそうですが、震災前とは別の地区に自宅を再建され、地域とのコミュニケーションを取るのが難しいと仰っていました。除草後は「庭を安心して歩けて本当に嬉しい」とお電話をいただきました。これからたくさんお散歩をして、少しずつ地域に溶け込んでいけると良いですね。

たくさんのボランティアさんが、陸前高田のことを忘れずに活動する姿に、多くの住民が支えられています。
サポートステーションは引き続き、市民とボランティアの皆様との繋がりを大切に活動をしていきます。

10月の陸前高田は、朝晩の冷え込みが急にやってきます。皆様もこれからの季節に体調を崩しませんよう、お元気でお過ごしください。またお会いできますことを、スタッフ一同楽しみにしております。


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